
いい感じで会話してたのに、突然『上限に達しました』って出て続けられなくなったんだけど…

あるある!実はProjectの中でも制限は来るんだよね。僕も最初は焦ったよ
こんにちは!Renです!
Claudeを使っていると必ず直面する「会話制限」の問題。特に長い議論やコード生成の途中で制限が来ると、せっかくの流れが途切れてしまって困りますよね。
実は多くの人が誤解しているのですが、Claude Projectsを使っていても会話制限は来ます。Projectsは「方針やナレッジを管理する場所」であって、チャット自体の制限を回避する機能ではないんです。
Projects内のチャットも、通常のチャットと同じように上限に達します。だから会話を引き継ぐ方法を知っておく必要があるんです。
この記事では、僕が実際に使っている会話を引き継ぐ3つの方法を完全解説します。
個人設定での自動エクスポート、緊急時の全文コピペ、そして長期会話専用Projectの作り方まで、すぐに使えるテンプレート付きで紹介しますね。
Claudeの会話制限とは?
無料版と有料版で違う制限内容
Claudeには会話の長さに制限があります。正確なトークン数は公開されていませんが、体感的には以下のような感じです:
| プラン | 制限の目安 |
|---|---|
| 無料版 | 比較的早く制限が来る |
| Pro版(月額20ドル) | かなり長い会話が可能(190,000トークン) |
僕はPro版を使っていますが、それでも長文記事を何本も生成したり、複雑なコードのデバッグをしていると上限に達することがあります。
なぜ制限があるのか?
これは技術的な理由です。AIは会話全体を「記憶」しているわけではなく、毎回会話履歴全体を読み込んで処理しています。だから会話が長くなればなるほど、計算コストが増えていくんですね。

なるほど。じゃあ制限が来るのは避けられないんだね

そう。でも引き継ぎ方法を知っていれば全く問題ないよ。むしろ定期的に整理できるから、逆にメリットもあるくらい
会話を引き継ぐ3つの方法
それでは本題です。僕が実際に使っている3つの方法を、具体的な手順とともに紹介します。
方法①【推奨】個人設定で自動エクスポート機能を設定
これが一番おすすめの方法です。Claudeの「個人設定(User Preferences)」機能を使って、制限が来る前に自動でアラートを出してもらい、構造化された要約を生成する仕組みです。
・制限が来る前に対処できる(80%で自動アラート)
・構造化された要約が自動生成される
・Project内でも通常チャットでも使える
・無料版でも使える
設定手順
| Step1 | Claude画面左下のアイコンをクリック→「設定」を選択 |
| Step2 | 左メニューから「一般」を選択 |
| Step3 | 「Claudeが応答時に考慮すべき個人設定は何ですか?」に下記のプロンプトをコピーして貼り付け |
| Step4 | 「変更を保存」をクリックして保存 |



これで設定完了です。以降、すべてのチャットで自動的に機能するようになります。
実際の使い方
設定が完了すると、会話が長くなってトークン使用量が80%に達した時点で、Claudeが自動的にこんなアラートを出してくれます:
「🚨 トークン使用量が80%に達しました。会話が長くなってきたので、新しい会話への引き継ぎを検討してください。履歴をエクスポートする場合は『会話履歴をエクスポートして』と指示してください。」
このアラートが出たら、「会話履歴をエクスポートして」と指示するだけ。すると以下のような構造化された要約が自動生成されます:
- 会話のサマリー(メインテーマと概要)
- 重要なポイント(キーとなる情報・決定事項)
- 具体的な成果物
- 残っている疑問・課題
- 次にやること
- 新しい会話で伝えるべき内容
この要約を新しいチャットの最初に貼り付ければ、スムーズに会話を継続できます。

僕はこの方法を基本にしてる。制限が来る前に対処できるから、会話の流れが途切れないんだよね
方法②【緊急】全文コピペで完全引き継ぎ
すでに制限が来てしまった場合、または要約では文脈が失われそうな複雑な内容の場合は、会話全文をコピーして新しいチャットに貼り付ける方法があります。
どんな時に使うか
手順
1. 旧チャットの内容を全選択してコピー
2. 新しいチャットを開く
3. 「前回の会話の続きです」と前置きして全文を貼り付け
4. 「ここまでが前回の内容です。続きをお願いします」と指示
この方法は新しいチャットのトークンを大量消費します。だから緊急時の最終手段として使うのがおすすめ。可能なら方法①の個人設定エクスポートで事前に対処しましょう。

要約では不十分な時もあるもんね。そういう時は全文コピペが確実か

そう。特にコード生成の途中で止まると、過去のコード全部が必要だったりするからね。そういう時は全文コピペが安心
方法③ 長期会話専用Projectでナレッジ蓄積
通常のチャットでの会話が長期化しそうな場合、長期会話専用のProjectを作成してナレッジとして蓄積していく方法があります。これは上級テクニックですが、長期的な議論には最適です。
手順の全体像
| Step1 | 通常チャットで会話開始→長期化の兆しが見えてきた |
| Step2 | 新規Project作成「〇〇に関する長期会話」(会話履歴専用) |
| Step3 | これまでの会話をコピー→Projectのナレッジに追加 |
| Step4 | 以降はProject内のチャットで会話継続 |
| Step5 | 制限が来たら→チャット内容をナレッジに追加→新チャットで継続 |
重要な注意点:既存Projectには追加しない
ここが最も重要なポイントです。既存のProjectに会話履歴を追加するのは推奨しません。
例:AIVENTUREブログProject
このProjectには「ブログの方針」「記事作成ガイドライン」「過去記事データベース」などが入っています。これがプロジェクトの軸です。
ここに記事執筆のチャット履歴を追加してしまうと…
❌ 問題: プロジェクトの軸(方針)と会話履歴が混在
❌ 結果: Claudeが何を参照すればいいか混乱
❌ 影響: 本来の方針に沿った記事が書けなくなる
だから会話履歴専用の別Projectを作るんです。
❌ 悪い例:
・既存の「AIVENTUREブログProject」に記事執筆の会話履歴を追加
・方針と履歴が混在して混乱
✅ 良い例:
・新規に「AIVENTURE記事相談(長期会話)」Projectを作成
・これは会話履歴専用だから混在しない
・既存のブログProjectとは別に管理
どんな時に使うか
この方法が適しているのは:
- 技術的な深い議論が続いている
- 段階的に深まる相談
- 長期的なブレストやアイデア出し
- 何度も参照する会話履歴
逆に、単発で終わりそうな相談や、既にProjectがある場合は使いません。
・過去の会話が常に参照可能
・新しいチャットを開いても文脈が自動で引き継がれる
・知識が段階的に蓄積していく
・会話専用だから方針と混在しない
実際の使い分け:僕の運用戦略
ここまで3つの方法を紹介しましたが、「実際にどう使い分けるの?」と思いますよね。僕の実際の運用パターンを紹介します。
パターンA:既存Project(AIVENTUREブログ)での作業
AIVENTUREブログのProjectには、ブログの方針、記事作成ガイドライン、過去記事データベースなどが入っています。
このProjectで記事を書く時:
1. Project内のチャットで記事執筆
2. 80%アラートが出る
3. 「会話履歴をエクスポートして」で要約生成
4. 新しいチャットで継続
5. 重要:会話履歴はナレッジに追加しない
このProjectの本質は「ブログ運営の方針を管理すること」。記事執筆の会話履歴を追加すると、方針と履歴が混在してしまいます。だから個人設定エクスポートで要約→新チャットで対処します。
パターンB:通常チャットでの単発相談
ちょっとした質問や、単発で終わりそうな相談の場合:
1. 通常チャットで質問
2. 80%アラートが出る
3. 「会話履歴をエクスポートして」で要約
4. 新チャットで継続
5. Project化はしない(単発だから)
シンプルですね。基本は個人設定エクスポートだけで完結します。
パターンC:通常チャット→長期会話専用Project化
これが方法③の実践例です。通常チャットで始めた相談が、深い議論に発展してきた場合:
1. 通常チャットでiOSアプリの技術相談を開始
2. 深い議論になってきた
3. 「これは長期化しそうだな」と判断
4. 新規Project作成「iOSアプリ開発相談(長期会話)」
5. これまでの会話全文をコピー→ナレッジに追加
6. 以降はこのProject内で会話継続
7. 制限が来たら→チャット内容をナレッジに追加→新チャット
重要: これは既存のアプリ開発Projectとは別です。会話履歴専用のProjectだから、方針と混在しません。

この3パターンの使い分けができれば、ほとんどのケースに対応できるよ
用途別おすすめ方法
3つの方法を表で整理しますね。自分の状況に合わせて選んでください。
| 状況 | おすすめ方法 | Project化 | ナレッジ追加 |
|---|---|---|---|
| 既存Project内チャット | 個人設定エクスポート | – | × 方針と混在 |
| 通常チャット(単発) | 個人設定エクスポート | × | × |
| 通常チャット(長期化) | 長期会話専用Project作成 | ○ 新規 | ○ 専用だから |
| 要約では不十分 | 全文コピペ | – | – |
基本は個人設定エクスポートでOK。
長期化しそうなら専用Projectを新規作成。
既存Projectには会話履歴を追加しない。
この3つを守れば、制限を恐れる必要はありません。
よくある誤解と注意点
誤解①:「既存Projectにチャット履歴を追加すればいい」
これが一番やってはいけないことです。
状況:
AIVENTUREブログProjectで記事を執筆中。制限が来たので、チャット履歴をProjectのナレッジに追加した。
何が起きるか:
・Projectには元々「ブログの方針」「記事ガイドライン」が入っている
・そこに「〇〇について議論した履歴」が追加される
・Claudeが新しい記事を書く時、何を参照すればいいか混乱
・「方針」なのか「過去の会話」なのか区別できない
結果:
プロジェクトの軸がブレて、品質が落ちる
既存Projectでは個人設定エクスポート→新チャットで対処。
どうしてもナレッジ化が必要なら、会話履歴専用の別Projectを作る。
誤解②:「Projectsを使えば引き継ぎ不要」
多くの人が勘違いしているのですが、Projectsは会話制限の解決策ではありません。
Projectsは「方針・ルール・過去情報」をナレッジとして保存する場所です。
例えば:
・ブログの執筆ガイドライン
・過去の記事データベース
・コーディング規約
・プロジェクトの要件定義
これらは「参照されるべき固定情報」です。
でも、チャット自体の制限は別問題。Project内でも会話が長くなれば制限は来ます。だから個人設定エクスポートが必要なんです。

なるほど。Projectsは万能じゃないんだね

そう。Projectsはナレッジ管理ツール。会話制限の対処は別に必要なんだ
個人設定プロンプトのテンプレート【コピペOK】
それでは、僕が実際に使っている個人設定プロンプトの全文を公開します。そのままコピペして使えます。
【会話履歴の自動エクスポート設定】
会話の長さを監視し、トークン使用量が制限の80%に達したら「🚨 トークン使用量が80%に達しました。会話が長くなってきたので、新しい会話への引き継ぎを検討してください。履歴をエクスポートする場合は『会話履歴をエクスポートして』と指示してください。」とアラートを出してください。
私が「会話履歴をエクスポートして」または類似の指示を出したら、以下のMarkdown形式で会話内容を出力してください。
—出力形式—
# 会話履歴エクスポート
**エクスポート日時**: YYYY-MM-DD HH:MM
**トークン使用状況**: XX% (XXX,XXX / 190,000)
—
## 📋 会話のサマリー
### メインテーマ
[この会話の主題]
### 話した内容の概要
[会話全体の流れを3-5文で要約]
—
## 🔑 重要なポイント
### キーとなる情報・事実
– [重要な情報1]
– [重要な情報2]
– [重要な情報3]
### 決定事項・合意内容
– [決まったこと1]
– [決まったこと2]
### 提案・アドバイス内容
– [提案1]
– [提案2]
—
## 📝 具体的な成果物
### 作成したもの
– [成果物1の説明]
– [成果物2の説明]
### 共有したリソース
– [リソース1]: [説明]
– [リソース2]: [説明]
—
## ❓ 残っている疑問・課題
– [未解決の疑問1]
– [未解決の疑問2]
– [検討中の事項]
—
## ➡️ 次にやること
### すぐに取り組むこと
1. [アクション1]
2. [アクション2]
### 今後検討すること
1. [検討事項1]
2. [検討事項2]
—
## 💭 メモ・補足情報
[会話中で出てきた重要な補足、気づき、アイデアなど]
—
## 🔗 参考情報
– [関連リンク1]
– [関連リンク2]
– [参考資料]
—
## 📌 新しい会話で伝えること
新しい会話を開始する際は、以下のように伝えてください:
> 前回の会話の続きです。
>
> **前回話したこと**: [簡潔なサマリー]
>
> **前回の結論**: [主要な結論や決定事項]
>
> **今回やりたいこと**: [具体的にやりたいこと]
—出力形式終わり—
必要に応じて項目は柔軟に調整し、関連性の低い項目は省略してください。
・80%で自動アラート:制限前に対処できる
・構造化された要約:重要な情報が整理される
・新チャットでの伝え方まで提示:迷わず引き継げる
・Project内でも通常チャットでも機能:汎用性が高い
カスタマイズのコツとしては、「出力形式」の項目を自分の用途に合わせて増減するのがおすすめです。例えばコード生成が多い人は「生成したコード」という項目を追加するとか。
まとめ:状況に応じた使い分けが鍵
Claudeの会話制限を突破する3つの方法を紹介しました。最後に要点をまとめますね。
この使い分けができれば、もう会話制限を恐れる必要はありません。むしろ定期的に整理できるので、長期的には会話の質が上がると僕は感じています。

特に個人設定のエクスポート機能は本当におすすめ。一度設定すれば、あとは自動だからね。まずはこれから試してみて!
Claude Projectsを使った記事作成の効率化については、ブログ記事を量産する!Claude Projectsの使い方完全ガイド【プロンプト付き】でも詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
それでは、快適なClaude生活を!
ではまた!



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