
アプリ作りたいけど、何から手をつければいいかわからない…

わかる。僕もそうだった。でもClaudeと一緒にプロジェクトを立ち上げる方法を見つけたんだ
こんにちは!Renです!
個人開発で一番難しいのは、コードを書くことではありません。「何から始めればいいかわからない」ことです。
アイデアはあります。でも、それをどう形にすればいいのか見えない。要件整理、設計、タスク分解…一人でやるには荷が重すぎます。
そこで今回試したのが「Claudeと対話しながらプロジェクトを立ち上げる」という方法です。
漠然としたアイデアを投げて、Claudeと一緒に要件を整理し、設計書を作り、開発計画を立てる。その過程をリアルに記録しました。
こんな悩みがあるなら、この記事が役に立つはずです。
今回作るもの:Blog Agent プロジェクト
今回立ち上げるのは「Blog Agent」というブログ記事生成Webアプリです。Claude APIとAWSを使って、ブログ記事作成を支援するサービスです。
3ヶ月でMVP(最小機能版)を完成させる計画です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロジェクト名 | Blog Agent |
| 機能 | ブログ記事生成支援 |
| 技術スタック | AWS + Claude API + React |
| 開発期間 | 3ヶ月でMVP |
| 月間予算 | $120 |

結構本格的なプロジェクトですね

そうなんだ。だからこそClaudeと一緒に立ち上げた。一人じゃ絶対迷子になってたと思う
この記事では、このプロジェクトを例に「Claudeとの対話でプロジェクトを立ち上げる方法」を実演します。あなたが別のアプリを作りたい場合でも、同じ流れで進められます。
Step 1: Claudeに「何を作りたいか」を相談する
プロジェクト立ち上げの最初の一歩は「Claudeに相談する」ことです。
完璧な企画書は不要です。漠然としたアイデアでいいです。
僕がClaudeに送った最初のメッセージ
実際に僕がClaudeに送った最初のメッセージがこちらです:

内容はこんな感じでした:
僕はAIVENTUREというブログを運営していて、Claude Projectsを使って記事作成を効率化しています。
記事作成時間が70%削減できて、すごく便利なんですが、「この仕組みをWebアプリにしたら、他のブロガーも使えるんじゃないか?」と思いました。
ブログ記事を効率的に生成できるWebアプリを作りたいんですが、個人開発でアプリを作るのは初めてで、何から始めればいいか分かりません。
まず、プロジェクトをどう立ち上げればいいですか?
たったこれだけです。「〇〇を作りたい」「初心者だから教えて」という2つの情報しか伝えていません。
Claudeの返答:質問で要件を引き出してくれる
すると、Claudeは要件を整理するために質問してきました:

Claudeが聞いてきたのは、こんな質問でした:
- どんな機能が必要ですか?
- 誰が使いますか?
- どんな技術を使いたいですか?
- いつまでに作りたいですか?
この質問は毎回同じとは限りません。プロジェクトの内容によって、Claudeが必要な情報を引き出してくれます。
僕の回答

僕はこんな風に答えました:
・ユーザーが記事のタイトルや要点を入力
・ClaudeがMarkdownで記事を生成
・プレビューで確認
・WordPress用のHTMLとして出力
2. 対象ユーザー:
・WordPressでブログを書いている人
・記事作成に時間がかかって困っている人
3. 技術:
・AWS中心で作りたい(勉強も兼ねて)
・Claude APIを使う
・月の予算は$200以内
4. 期間:
・3ヶ月で最小限の機能(MVP)を完成させたい
この対話で、プロジェクトの輪郭が見えてきました。
- 完璧な企画書は不要。「〇〇を作りたい」だけでOK
- 「初心者だから教えて」と正直に伝える
- Claudeが質問してくるので、それに答えていけば自然と整理される

最初から全部決まってなくていいんですね

そう。むしろ決めすぎない方がいい。Claudeと対話しながら固めていく感じだよ
Step 2: Claudeと一緒に設計書を作る
要件が見えてきたら、次は設計書です。
でも「設計書の書き方」なんて知りません。だから、これもClaudeに任せます。
僕がClaudeに頼んだこと
「プロジェクトの設計書を作成してください!」

たったこれだけです。するとClaudeが「こういう設計書が必要です」と提案してくれました。
Claudeが提案した12個の設計書

・
00_project_overview.md – プロジェクト全体像・
01_requirements.md – 機能・非機能要件・
02_architecture.md – AWS構成図・
03_database_schema.md – DynamoDB設計・
04_api_specification.md – API仕様・
05_frontend_design.md – React UI設計・
06_backend_design.md – Lambda関数設計・
07_prompt_templates.md – プロンプト集・
08_deployment_guide.md – デプロイ手順・
09_testing_strategy.md – テスト戦略・
10_change_log.md – 変更履歴・
99_task_management.md – 12週間タスクリスト
全部で12個のファイルです。正直、「こんなに必要なの?」と思いました。
でもClaudeが「個人開発でもこれだけあると迷子にならない」と説明してくれたので、信じて作ることにしました。
実際、後から「あのときの設計どうだったっけ?」となったとき、この設計書があると本当に助かっています。

設計書って、こんなに種類があるんですね

僕も知らなかった。でもClaudeが「これが必要」って教えてくれたから、信じて作ったよ
Step 3: GitHubで設計書を管理する
設計書ができたら、GitHubで管理します。
「なぜGitHub?」と思うかもしれませんが、理由は3つあります:
- 変更履歴が残る: いつ、何を、なぜ変更したかが記録される
- どこからでもアクセス: PC、Mac、どこからでも見られる
- バックアップ: ローカルのファイルが消えても大丈夫
GitHubは単なるコード置き場ではなく、「プロジェクトの真実の記録」として使います。
3-1. GitHubでリポジトリ作成
https://github.com/new を開いて、以下を設定します:
- Repository name:
blog-agent(あなたのプロジェクト名) - Description: ブログ記事生成支援Webアプリケーション
- Visibility: Private(非公開推奨)
- Initialize: すべてチェックを外す
「Create repository」をクリックします。
3-2. ローカルでプロジェクトフォルダを作成
自身のPCのターミナルで以下のコマンドを実行します:
# デスクトップに移動
cd ~/Desktop
# プロジェクトフォルダを作成
mkdir blog-agent
cd blog-agent
# Git管理を開始
git init
# フォルダ構造を作成
mkdir docs
mkdir frontend
mkdir backend
mkdir scripts
3-3. README.md を作成
cat > README.md << 'EOF'
# Blog Agent - ブログ生成エージェント
ClaudeとAWSを活用した、ブログ記事生成支援Webアプリケーション
## 技術スタック
- Frontend: React + TypeScript
- Backend: AWS Lambda + API Gateway
- AI: Claude API
EOF
3-4. .gitignore を作成
cat > .gitignore << 'EOF'
node_modules/
.env
.env.local
dist/
.DS_Store
EOF
3-5. Claudeから生成した設計書を配置
Claudeからダウンロードした12個のMDファイルを docs/ フォルダにコピーします。
最終的なフォルダ構成:
blog-agent/
├── docs/
│ ├── 00_project_overview.md
│ ├── 01_requirements.md
│ └── ... (全12個)
├── frontend/
├── backend/
├── scripts/
├── README.md
└── .gitignore
3-6. GitHubにプッシュ
# すべてのファイルを追加
git add .
# 初回コミット
git commit -m "🎉 Initial commit: プロジェクト設計完了"
# ブランチ名をmainに変更
git branch -M main
# GitHubと接続(あなたのユーザー名に変更)
git remote add origin https://github.com/あなたのユーザー名/blog-agent.git
# プッシュ
git push -u origin main
| Step1 | GitHubでリポジトリ作成 |
| Step2 | ローカルフォルダ作成 |
| Step3 | 設計書を配置 |
| Step4 | Gitコマンドでプッシュ |
- HTTPSの場合: ユーザー名とPersonal Access Tokenが必要
- SSH推奨:
ssh-keygenで鍵生成→GitHubに登録すればパスワード不要 - 詳細は GitHub公式ドキュメント 参照

Step 4: Claude Projectsで「AIプロジェクトマネージャー」を作る
ここが今回の核心です。
GitHubの設計書をClaude Projectsにもアップロードすることで、「AIプロジェクトマネージャー」が誕生します。
開発中、わからないことがあったらClaudeに聞けば、設計書を参照して答えてくれます。「次に何をすべき?」と聞けば、タスクリストから提案してくれます。
まるで隣にプロジェクトマネージャーがいるような感覚です。
4-1. 新しいProjectを作成
https://claude.ai/projects を開いて「Create Project」をクリックします。
- プロジェクト名: Blog Agent開発
- Description: ブログ生成エージェント開発のマスタープロジェクト。設計書・要件定義・タスク管理を一元管理。


4-2. ClaudeとGithubを連携
「ファイル」の横の「+」から、GitHubを選択し、先程作成したGithubリポジトリを選択する。


4-3. 動作確認
新しいチャットで質問してみます:
「Phase 0のタスクを教えてください」
すると、Claudeは 99_task_management.md を参照して、具体的な手順を提案してくれます。

- 「次に何をすべき?」→ タスクリストから提案
- 「このAPI設計で合ってる?」→ 設計書を参照して回答
- 「エラーが出た」→ 過去の設計から原因を推測
- 「この変更の影響は?」→ 関連ファイルを確認して分析

すごい!設計書を全部覚えてる感じですね

そうなんだ。これで開発中に迷子にならない。いつでも「次に何すればいい?」って聞ける安心感があるよ
このやり方のメリット3つ
メリット①: 一人でも「相談相手」がいる
個人開発で一番きついのは「誰にも相談できない」ことです。
でもClaudeがいれば、いつでも相談できます。しかも設計書を全部読み込んでいるから、的確なアドバイスをくれます。
メリット②: 「何作ってたんだっけ?」がなくなる
開発を中断して1週間後に再開したとき、「あれ、何作ってたんだっけ?」となることがあります。
でもClaudeに「前回どこまで進んでましたか?」と聞けば、タスクリストを確認して教えてくれます。
メリット③: GitHubで変更履歴が残る
「なんでこの設計にしたんだっけ?」と思ったとき、Gitの履歴を見れば「いつ、なぜ変更したか」が分かります。
未来の自分への記録になります。
| 項目 | 従来の個人開発 | Claude×GitHub |
|---|---|---|
| 相談相手 | いない | Claudeが常駐 |
| 記憶 | 頭の中 | 設計書で明確化 |
| 中断後の再開 | 思い出すのに時間 | すぐに状況把握 |
| 変更理由 | 忘れる | Git履歴に記録 |
注意点:完璧を求めない
この方法で一つだけ注意点があります。
それは「完璧な設計書を作ろうとしない」ことです。
設計書は「最初に完成させるもの」ではなく、「開発しながら育てるもの」です。最初はざっくりでいいです。開発しながら「ここ詳しく書いておこう」と追加していけばいいです。
Claudeも「この部分はまだ決まってないですね。開発しながら決めましょう」と柔軟に対応してくれます。
- 最初から完璧な設計書を作ろうとして挫折
- 設計書を更新せずに開発を進めて、設計書と実装がズレる

完璧主義だと始められないですもんね

そうそう。まずは「ざっくり」でいい。走りながら直していく感じだよ
まとめ:Claudeと一緒にプロジェクトを作る時代
個人開発で一番難しいのは「一人で全部やること」です。
要件整理、設計、実装、テスト、デプロイ…全部一人。
でもClaudeがいれば、少なくとも「考える部分」は一緒にやれます。設計書を作るのも、タスクを整理するのも、エラーを解決するのも、Claudeが隣にいます。
今回の準備にかかった時間は約2時間。でもこの2時間が、これからの開発で何十時間も節約してくれます。
個人開発は「準備8割、実装2割」。その準備を、Claudeと一緒にやる。
それが2025年の個人開発スタイルです。

この準備に2時間かけたけど、開発中に何度も助けられてる

AIと一緒に開発する時代なんですね

そう。一人じゃない。Claudeが隣にいる感じなんだ
Claudeでアプリ開発する完全ガイド【非エンジニアでもできる】で、この後の実装フェーズを解説しています。
ブログ記事を量産する!Claude Projectsの使い方完全ガイド【プロンプト付き】で、Claude Projectsの基本的な使い方を詳しく紹介しています。
ではまた!



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