
プログラミング未経験でSaaSって、本当に作れるんですか…?

作れた。Claude Codeがなければ確実に無理だったけど、実際にリリースまでできたよ
こんにちは!Renです!
突然ですが、「自分でサービスを作ってみたい」と思ったことはありませんか?
でも、「プログラミングできないし、無理だよな」と諦めていませんか?
今回は、その常識を覆す話をします。
僕はついこの前、ブログ運営者向けのAI記事生成ツール「MyBlog AI」をリリースしました。技術スタックはClaude API + AWS Lambda + React + S3 + SQS。Web開発としては本格的な構成です。
そして開発のほぼすべてを支えたのが、Claude Codeでした。
この記事では、設計からリリースまでの全過程をリアルに公開します。失敗談も含めて、包み隠さずお伝えします。
1年前の僕は、Webの「W」も知らなかった
まず、僕のスペックを正直に話します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プログラミング歴 | Swift(iOSアプリ)を始めて約1年 |
| Web開発経験 | ほぼゼロ(React・AWSは今回が初) |
| 取得資格 | 基本情報技術者・応用情報技術者 |
| Web以外のIT知識 | 資格学習でネットワーク・DB・セキュリティは把握 |

資格は持ってるんですね。それって役に立ちましたか?

めちゃくちゃ役に立った。「LambdaってFaaSだよね」「SQSはメッセージキューだから非同期処理に使えるな」って、Claude Codeが提案してくれた設計の意味がわかったんだ。知識ゼロだと、提案の良し悪しすら判断できなかったと思う
完全な未経験ではなかったものの、Webアプリの開発経験はゼロ。そんな状態で、本格的なSaaSをリリースできたのは、Claude Codeのおかげだと断言できます。
MyBlog AIとは何か
開発の話に入る前に、作ったものを紹介します。
MyBlog AIは、ブログ運営者向けのAI記事生成ツールです。キャッチフレーズは「AIが書く、あなたらしい記事」。
・キーワード・要点・ターゲットを入力するとタイトル候補を複数提案
・タイトルを選択すると記事を自動生成
・WordPress形式とMarkdownを選択可能
・記事のトーン(文体・雰囲気)を細かく設定できる
・サンプル記事を与えると、そのトーンを学習して生成
・CSSを登録すると、それを反映した記事を生成

サンプル記事を学習してくれるのすごいですね。自分の文体で書いてくれるんですか?

そう。「AIっぽい文章」じゃなくて「自分らしい文章」で書いてもらいたい、というニーズに応えたくて作った機能だよ。既存のAIライティングツールにはなかったポイント
実際の画面はこんな感じです。

開発の全体像:2ヶ月・50時間でできたこと
まず数字でまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発期間 | 約2ヶ月(週末メイン) |
| 総作業時間 | 約50時間 |
| 費用 | Claude Pro月額のみ(APIコストは別途) |
| フロントエンド | React |
| バックエンド | AWS Lambda |
| ストレージ | AWS S3 |
| メッセージキュー | AWS SQS |
| AI | Claude API |

SQSって何ですか?

メッセージキューっていう仕組みで、処理を非同期で順番にこなしてくれるサービス。記事生成って少し時間がかかるから、ユーザーを待たせずに「生成中…」って状態で処理できるようにするために使ってる
費用面で言うと、Claude ProプランのみでOpusモデルを使って開発しました。ただOpusはトークン制限が厳しく、すぐに上限に達してしまうことも。
制限解除までの待ち時間を無駄にしない方法:
・生成されたコードの内容を読んで理解する時間に使う
・次のタスクを整理してメモしておく
・ドキュメントやAWSの公式ガイドを読む
→ 結果的にこの「待ち時間学習」が理解度アップに繋がった
Claude Codeがなければ確実に作れなかった理由
ここが、この記事で一番伝えたいことです。
「Claude Codeってコードを書いてくれるやつでしょ?」と思っている方、半分しか正しくないです。
Claude Codeが本当に価値を発揮したのは、設計フェーズでした。

設計って、どういうことですか?

「このアプリ、どんな構成で作る?」っていう全体の設計図を作ること。フロントはReactにする、バックはLambdaにする、データはS3で持つ、非同期処理はSQSを使う…こういう判断を最初にしないといけないんだけど、これにはインフラ・フロント・バック全部の知識が必要なんだ
これを一人で判断するには、正直、数年の経験が必要だと思います。
でも Claude Code は、僕の「こんなもの作りたい」という説明を聞いて、ベストプラクティスに基づいた設計を提案し、しかも理由まで説明してくれたんです。
僕:「ユーザーがキーワードを入力したら記事を生成して返すWebアプリを作りたい」
Claude Code:「記事生成はClaudeAPIを使用し、レスポンスに時間がかかるためSQSで非同期処理にするのが最適です。フロントはReact、バックはLambda + API Gatewayで構成し、生成した記事はS3に保存する設計を提案します。理由は…」
・使うべき技術スタックの提案と理由の説明
・AWSの各サービスの役割と組み合わせ方
・セキュリティ上の考慮点の指摘
・ベストプラクティスに基づくフォルダ構成の提案
・「こうすると将来スケールしやすい」という長期視点のアドバイス

独学で同じことをやろうとしたら、「どの技術を選ぶか」だけで何週間も調べることになる。Claude Codeはその最短ルートを一瞬で示してくれた。これが本当に大きかった
Claudeを使ったアプリ開発の基本については、Claudeでアプリ開発する完全ガイド【非エンジニアでもできる】でも解説しています。合わせて読んでみてください。
開発で一番苦労したこと:方針修正との終わりなき戦い
正直に言います。開発中、一番しんどかったのは方針修正の多さでした。
設計→実装→テストという流れで進めていたのですが、実際に画面を触り始めると「ここ使いにくい」「この機能追加したい」「やっぱりこっちの方がいい」が止まらなかったんです。

それって非効率じゃないですか?

非効率なんだけど、それがUXの改善に直結してるんだよね。自分が実際に使ってみて「ここ不便」と感じる感覚って、ユーザーの感覚と一致することが多い。だから方針修正=アジャイル開発とも言える
ここで重要な概念が「バイブコーディング」です。
厳密な設計書を作らず、「感覚(バイブ)」で進めながらAIと一緒にコードを書いていくスタイル。「なんかいい感じにして」という曖昧な指示でも、AIが文脈を理解して実装してくれる開発手法。
このバイブコーディングは生産性が高い反面、デグレード(直したつもりが別の機能を壊す)が起きやすいという問題があります。
・タイトル生成機能を修正 → 記事生成が動かなくなった
・CSSを調整 → トーン設定が保存されなくなった
・新機能を追加 → ログイン処理がエラーを吐き始めた

それどうやって解決したんですか?

2つの対策をとった。1つ目は「修正箇所だけじゃなく、全体を調査させる」指示を毎回入れること。2つ目はClaude Codeを最新モデルに切り替えること。これで精度が大幅に上がってデグレードがほぼなくなった
①「この修正が他の機能に影響していないか全体を確認して」と毎回指示する
②Claude Codeは常に最新モデルを使う(精度に大きな差がある)
③ある程度の機能が完成したらGitでこまめにコミットしておく
④大きな変更は小さく分けて一つずつ実装する
AWSの構成図はこんな感じになりました。

リリース当日の話
2ヶ月間の開発を経て、ついにリリース。
リリース後はTikTokでショート動画を作って告知しました。

反応はどうでしたか?ユーザー増えました?

正直に言うと、現時点では登録者はゼロ。リリースしたばかりだし、まだ集客に本腰を入れていないのが現状。でも、それより大事なことがあって…

大事なこと?

「作りたいものを作り切った」という事実。これが次の挑戦への一番の証明になると思ってる
実際にMyBlog AIで生成した記事の画面はこんな感じです。

・登録者数:現時点ではゼロ
・TikTokでの告知:開始したばかり
・今後の戦略:このブログでの認知拡大 + TikTok継続
・ツールの完成度:機能としては十分動く状態
→ 「作った」はゴールではなく、ここからがスタート
まとめ:Claude Codeは個人開発の壁を壊す
今回の開発を通じて、強く実感したことがあります。
「作りたいものがあれば、Claude Codeで挑戦できる時代になった」ということです。

僕も何か作ってみようかな…!

ぜひ。「作りたいものがある」という気持ちが一番大事。Claude Codeはその気持ちを形にする力がある。まずは小さくていいから、動くものを作ってみてほしい
ブログ記事の自動生成に興味がある方は、ぜひ一度触ってみてください。
→ MyBlog AI(https://www.myblog-ai.com/)
Claude Codeを使ったアプリ開発の具体的な手順は、Claudeでアプリ開発する完全ガイド【非エンジニアでもできる】でも解説しているので、ぜひ合わせて読んでみてください。
ではまた!


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